卒業生の近況報告

平成31年度卒業 看護学科 清水桃香さん

看護師として働きはじめた4月、ちょうど
新型コロナウイルスの感染が各地で拡大している頃でした。病院でも、コロナウイルス感染者の診療を受け入れるにあたり、病棟を解体したり、異動がたくさんありました。私も、異動をした1人でした。慣れない環境で働くことに加えて、まだ入職して1カ月での異動はとてもストレスになっていました。しかし、そういった状況の中で新人担当の副部長さんや師長さん、先輩看護師など、たくさんの方々が話を聞いて下さったり、声をかけて下さるなど、様々なサポートをして下さりました。そんなサポートを受けながら、患者さんに対して自分にできる看護は何か考えていくことができました。最近は、一人で実施できる看護技術が増えてきたり、検査や治療後の患者さんの観察ができるようになってきて、少しずつ仕事のやりがいも感じられるようになりました。患者さんに、「あなたが来てくれると安心する」「優しく接してくれてありがとう」と言っていただいたり、退院される患者さんやご家族にも「身体に気をつけてがんばってね」という言葉をいただきます。そんな患者さんやご家族からの言葉を励みに、日々勉強も頑張っています。

感染予防のため、新人歓迎会や同期との飲み会、友達との交流などそういったことはなかなかできていませんが、また時期をみてできたらいいな、と思っています。